日本テレビヨーロッパ（NTVE）は、日本テレビ放送網株式会社の欧州現地法人子会社としてオランダに拠点を置く、唯一の日本のメディア企業です。ヨーロッパの中心に位置する多文化都市アムステルダム。その足回りの良さを最大限生かし、様々なプロジェクトやビジネスを展開しています。

フットワークは軽く、よりダイナミックに、「テレビを超えよう」。それがNTVEのモットーです。

 

オランダはベネルクス三国の一カ国として、ヨーロッパで中心的な役割を担っている国です。ヨーロッパのなかで唯一鎖国時代の日本とも交渉をもち、レンブランド、フェルメール、ゴッホなどの世界的な著名画家も多数輩出しています。

そんなオランダで、私たちは欧州のメディアコンテンツ企業として、ヨーロッパ各国に加え中東、アフリカまでカバーして、映像コンテンツの制作コーディネート、ライセンスビジネス、メディアリサーチなどの他、欧米の美術館とのネットワークを生かした美術展の企画・制作などの事業を行っています。

デジタルメディアの興隆のおかけで、一流のコンテンツは今や国境を超えて世界で愛されるようになりました。また芸術もデジタルを使った新たな表現手法のおかげで楽しみ方が増えています。ヨーロッパと日本の架け橋として、さまざまなエンタテインメントの分野に常に目を光らせ、素晴らしいコンテンツや芸術を、日本に、欧州に、そして世界に紹介するために、今後も尽力してまいります。

NTV EUROPE 経営取締役社長
君嶋由紀子

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多くの文化、多くの言語が混在するヨーロッパ。そのヨーロッパにおいて長年培ったネットワークと、経験豊富で信頼できる人材を活かし、番組やプロモーション映像の制作に必要な事前調査、撮影、撮影ロケのコーディネーション、海外映像コンテンツの日本での放送ライセンス取得代行業務等を行っています。

ニコニコドキュメンタリー『安楽死大国オランダから最前線を独自レポート』では、制作経験のあるコーディネーターがインターネット生中継を実現、TBS『世界くらべてみたら』では、スペインとセルビア、スウェーデンとオーストリアなど２カ国にまたがるロケをワンストップで対応、BS日テレ『日本に恋したゴッホ』では、美術展部門との協働でゴッホ美術館の全面協力を取り付けるなど、当社だからこそ実現できた実績が数多くあります。

業務内容

ヨーロッパ、アフリカ諸国における映像コンテンツ制作サポート

• 撮影のための事前調査
• 撮影コーディネートと撮影許可申請代行
• 撮影クルーの手配と撮影
• 撮影機材の手配
• 各国語現地通訳の手配
• ライブイベント、スポーツ中継のサポート
• 伝送の手配など。

海外の映像素材や番組フォーマットのライセンス取得代行サービス

• 海外の映像素材のリサーチ
• 権利確認と買い付け交渉
• 契約の代行など。

その他

• 写真、文献などの権利確認と使用許諾手続き代行サービス
• メディア戦略のための欧州メディア市場、放送業界最新動向に関する調査
• IPライセンス買い付け交渉、IP使用許諾手続き代行サービスなど。

主な取引先

「世界仰天ニュース」、「世界まる見え特捜部」など。その他、スポーツ中継など多数。

©STV

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常に世界の美術と文化の中心であり続けるヨーロッパ。そのヨーロッパから主に西洋の美術を日本へ紹介する美術展の企画、実施に至るまでのあらゆるコーディネーション業務を一括して請け負っています。ビジネス規模、ターゲットに合わせた企画の提案から、希望する企画を実現するための初期調査、準備段階から美術展が開催され完了するまで全ての段階において、緻密で丁寧なサービスを提供し、プロジェクトの成功をサポートします。

これまでに関わった美術展は20件以上を数え、その多くは日本国内数都市を巡回。日本テレビとルーヴル美術館(フランス･パリ)が合意した『20年プロジェクト』においては、同美術館が所蔵する貴重な美術作品を定期的に日本へ紹介しています。

業務内容

美術展、各種イベントの企画と提案、実施へのサポート

• 美術展や各種イベントの企画に必要な調査
• 美術品借用交渉の代行
• 美術品所有者･著作権保有者や海外美術館との契約に関わるサポートなど。

美術展、文化イベントの制作、実施へのサポート

• 美術展や文化イベント広報のための取材やプレスツアーなどの企画とそのコーディネーション
• 準備段階における作品所有者･美術館との各種調整業務
• 各種広報印刷物、図録製作へのサポート
• 関連商品などに関わる権利確認や契約の代行
• 展示デザイン、展示施工に関わる調整業務
• 美術保険･輸送の手配と調整業務
• 開会式、作品設置･撤収作業のコーディネートとアテンド業務など。

その他

• 欧州の美術館、美術展、美術マーケットに関する情報の収集と調査分析
• 欧州の美術館、美術展、美術マーケットへの視察へのアテンド、アポイントメントの調整など。

開催中・まもなく開催予定の美術展

• 「モネ 睡蓮のとき」2024年10 月5 日– 2025年2月11日 国立西洋美術館 (東京)
  https://www.ntv.co.jp/monet2024/

これまでの実績

• 「ルーヴル美術館展　愛を描く」2023年　東京・京都
• 「ボストン美術館展 芸術ｘ力」2022年　東京
• 「ガブリエル・シャネル展 Manifeste de mode 」2022年　東京
• 「ボテロ展 ふくよかな魔法」2022年　東京･名古屋・京都
• 「モンドリアン展　純粋な絵画をもとめて」2021年　東京･豊田
• 「みんなのミュシャ　ミュシャからマンガへ―線の魔術」2019-2021年　東京･京都･札幌･名古屋(開催中止)･静岡･松本･郡山
• 「ルーヴル美術館展　肖像芸術—人は人をどう表現してきたか」2018年　東京･大阪
• 「ブリューゲル展　画家一族１５０年の系譜」2018-2019年　東京･豊田･札幌･広島･郡山